ジェネリック医薬品・バイオシミラーについて

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ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同じ有効成分、同じ効能・効果をもつ医薬品です。研究開発費用が抑えられることから、先発医薬品に比べ薬価が安く、患者さんの自己負担の軽減や医療保険財政の改善にもつながります。
厚生労働省では令和6年3月に「後発医薬品に係る新目標(2029年度)について」を策定し、「医薬品の安定的な供給を基本としつつ、後発医薬品の数量シェアを2029年度までに全ての都道府県で80%以上にする」という目標を掲げました。目標達成するため、後発医薬品の使用促進の施策に積極的に取り組んでいます。

医療費の適正化に貢献 -先発医薬品よりも安価で経済的です-

少子高齢化の進展などに伴って、医療費が増加し、医療保険財政を圧迫しています。ジェネリック医薬品を使用することで、医療機関等の窓口での自己負担が軽くなるとともに、医療費の適正化が図られます。また、医療費の適正化は保険料の負担軽減にもつながります。皆さんが、将来にわたって安心して医療を受けられるよう、ジェネリック医薬品の使用促進にご協力をお願いします。

効き目や安全性は、先発医薬品と同等です。

ジェネリック医薬品が先発医薬品と同レベルの品質・有効性・安全性を有するかどうかについては、国が厳しくチェックしているため、安心して使うことができます。
また、先発医薬品に比べて大きさや味、においの改良が行われ、飲みやすくなっているものや、品質改善により保存性が向上しているものもあります。

※人によってはアレルギー等が発生する場合があります。変更にあたっては必ず医師・薬剤師にご相談ください。
※当広域連合では「ジェネリック医薬品希望カード」を配布していますので、医師・薬剤師への相談時にご活用ください。
(当広域連合窓口、市町村後期高齢者医療担当窓口に設置してあります。)
※全ての薬に対して後発医薬品が存在するわけではありませんので、ご了承ください。

バイオシミラーとは

バイオシミラー(バイオ後続品)は、国内で既に承認・販売されているバイオ医薬品(先行バイオ医薬品)の特許期間・再審査期間満了後に、異なるメーカーから販売される、先行バイオ医薬品と同等/同質の製品です。薬価は原則として先行バイオ医薬品の70%に設定されるため、患者アクセスの向上や医療費の軽減につながることが期待されています。

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給付課 給付担当 電話:027-256-7126、027-256-7115